古民家のススメ

吉田兼好の徒然草には、
「家の作りようは夏を旨とすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は耐え難き事なり」
とあります。
古民家のススメ1現代風にいえば住居は夏涼しく過ごせることが大事で、冬寒いのは我慢できるということでしょうか。

日本の夏の暑さは赤道に近い東南アジアなどとほぼ同じで季節によってはむしろ東京の方が東南アジアより暑い場合もあるのです。
逆に冬の寒さも北欧並み…私たちの祖先はこんな過酷な土地で生きていくために様々な知恵を住まいに活かしてきました。
先人たちの快適に暮らすための知恵は現代の住宅にも十分生かしていけます。
古民家のすすめ2日本は南北に長い地形のためか様々な住居の形を見ることができますがそのどれにも共通するのは、エネルギーを出来るだけ使わずに材料を調達し冬の寒さと夏の暑さに対応できる住宅をその土地に合わせて解決してきた事です。
民家が持つエコな精神や省エネルギー技術や工夫が環境の世紀と言われる21世紀に再度見直されることでしょう。
・屋根で日射を遮り、深い庇は夏の日射を遮り、太陽高度が下がる冬は日差しを室内奥深くまで導き入れます。
・藁葺きの屋根はしみ込んだ雨がゆっくりと蒸発する事で熱を逃がす役割もあります。
・外壁の白い壁で日射を反射し、土壁などの熱容量の大きな材料を用いることで夜間に冷えて昼間の温度上昇を防ぎます。
・畳や土壁は吸放湿性に優れ、ほど良く調湿してくれます。
・家の周りに植栽や池を配し、周辺の空気を冷やし室内に取り込みます。
古民家のすすめ3先人たちが残した知恵の塊である民家は日本の気候風土を快適に過ごすために様々な工夫が施されています。
昔は当たり前すぎて見向きもされなかった古民家がいまその価値が再評価され、古民家に暮らすことがひとつのステイタスにもなりつつあります。

ゆったりとした敷地、大きな柱や贅沢な空間を持つ古民家は、生活にモノでは無く心の贅沢を持ちたいと思う人が住む住宅です。

週末だけの別荘としても
第二の人生を豊かに暮らすためのついの住まいとしても

飛行機や車で2時間ぐらいでそこには最上級のリゾートが広がるのです。
古き良き日本の原風景や、自然と対話しながら流れるゆっくりとした時間を楽しめる・・・

そんな古民家を持たれてみませんか?